文化放送前で「打ち水フェスタ」-いとうせいこうさんの呼びかけで

文化放送前で打ち水をするいとうせいこうさん(写真中央左)とハッタケンタローさん(同右)。

文化放送前で打ち水をするいとうせいこうさん(写真中央左)とハッタケンタローさん(同右)。

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 文化放送(港区浜松町1)前で8月20日、「浜松町を2度下げる!」を目的に公開録音による「打ち水フェスタ2008」が行われ、集まったリスナーや通行人などがひとときの涼を楽しんだ。

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 企画は、同局の番組「GREEN FESTA」のパーソナリティーを務めるいとうせいこうさんの提案によるもの。昨年11月から放送が始まった同番組は、文化放送が取り組む環境問題への社会貢献事業「文化放送GREEN WORKS」のフラッグシップ的番組。番組内では「グリーン・マニフェスト」=「緑の公約」という企画を進めており、これまでも桧原村(東京都)の森に注意看板を設置するなどの活動を行ってきた。

 今回の打ち水イベントは、「グリーン・マニフェスト」の一環。自らを「ベランダー」と称し、自宅ベランダで家庭菜園を行ういとうさんは、番組スタート当初から「真夏の浜松町の気温を下げたい」と訴え続けてきた。「その思いをリスナーとともに実現した形」(文化放送広報担当者)という。「環境問題への取り組みは、気楽に楽しんで行うことが大事」(いとうさん)。「打ち水大作戦」などで活躍する環境エンタメデザイナーのハッタケンタローさんや、ミュージシャンの辻香織さんも参加し、イベントを盛り上げた。

 打ち水用に使用された水はすべて二次使用水。番組内でリスナーの家庭から二次使用水の持参を呼びかけたほか、浴芝浦再生水事業所から雨水などの二次使用水240リットルが提供された。打ち水前の文化放送前の気温は29.7℃。浴衣や甚平に着替えた同局社員や集まったリスナー、通行人など数十人で水をまき、辻さんのミニライブ後に再度気温を計ると、29℃になっていた。

 いとうさんは「暑さは人の感性によるところも大きい。打ち水で涼やかと思えたら良し。もし気温が下がればさらに良し」と話す。同イベントの公開録音の様子は9月1日に放送の予定。

 番組の放送時間は毎週月曜日19時半~20時。

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