日比谷国際ビル前の日比谷シティ広場(千代田区内幸町2)で7月22日より、「サマービアガーデン」が始まる。
三方をビルに囲まれた日比谷シティ広場は、1981年の創設以来、近隣の会社員らに親しまれてきた街のオアシス。今年で5回目となる「サマービアガーデン」も、日比谷シティの季節行事として定着しつつある。同ビアガーデンの特徴は、入場とショー観覧が無料の上、飲み物やおつまみなど飲食物の持ち込みも可能なこと。懐具合が気になる人や、雰囲気を味わいたい人でも気軽に利用できる。
広場は「ビルの谷間のコンサート」が行われるなど、日中はイベントスペースとして活用され、ビアガーデンになるのは17時から。飲食店は常設ではなく移動式屋台の「ケータリングカー」が毎晩登場する。屋台は「ネオ屋台村」各所に出店している「ワークストア・トウキョウドゥ」(大田区)の運営で、生ビールは1杯500円で、フードメニューはその日の「ケータリングカー」次第。
イベントは日替わりで吉本興業のお笑いライブ、ハワイアンライブやダンスパフォーマンス、ディスコ・クラシックスなど。同ビアガーデン企画は吉本興業と協力しており、会場のスタッフは吉本の若手芸人が担う。昨年会場でMCなど裏方をしていた若手芸人がメディアへの露出が増え、今年はステージ芸人として出演するケースもあり、「サマービアガーデンが若手芸人の登竜門的イベントになれば」とビアガーデンを管理する三菱地所ビルマネジメント担当スタッフ。お笑いライブ出演者は、永井祐一郎さん、くまだまさしさん、増谷キートンさん、だいたひかるさん、二丁拳銃ほか。
席数は104~200席。昨年夏の利用者は約5,000人で、イベントが増えた今年は8,000人を見込む。男女比では、一般のビアガーデンに比べ女性の割合が6割~7割と高め。吉本のライブが行われる日は20~30代女性の来場者が多く、ハワイアンイベントでは60代まで層が広がる。
営業時間は17時~21時(8月5日・12日の「ディスコイベント 日比谷シティ Dance Classics 2008」は22時までオープン)、土曜・日曜・祝日定休。入場・観覧は週末の貸し切りイベント以外、すべて無料。8月22日まで。
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