新橋駅前の風物詩、屋上ビアガーデンがオープン-エンタメ強化

6月21日は、午後7時までに入店すると最初の1杯が無料の「気まぐれサービス」が行われる

6月21日は、午後7時までに入店すると最初の1杯が無料の「気まぐれサービス」が行われる

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 今年も新橋駅前ビル1号館屋上のビアガーデン「汐留ガーデン・リゾートレストラン」(港区新橋2、TEL 03-3574-6409)が営業を開始した。運営は、ショーレストランなどを手がけるエー・プロジェクト・サービス(港区)。初日の6月13日は金曜日ということもあり、ひと足早い夏を楽しもうという近隣の会社員らで満席となった。

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 35年の歴史を誇る同ビアガーデンは、30周年記念の2000年に長年親しまれてきた「新橋ビアガーデン」から「汐留ガーデン・リゾートレストラン」に改名。会社帰りに立ち寄れる「ビルの谷間のリゾート」の演出に取り組んできた。改名後6年目を迎える今年は、「サーカス的祝祭空間の現出」「大人の夜の遊園地」をテーマに、これまでの外国人ダンサーによるセクシーダンスショーのほか、バンド演奏や芸人によるパフォーマンスを強化するなど、ステージでのエンターテインメントを充実させた。

 フードメニューも見直し、「夏の暑い日にビールがおいしく飲めるようなメニューを工夫した」(エー・プロジェクト・サービス広報)。夏のおつまみの定番「枝豆」(620円)をはじめ、「春雨のスパイシーサラダ」(850円)、「タコライス」(1,000円)、「ナンタコス」(1,100円)などスパイシーフードも豊富にそろえる。豚バラ、ラム、各種野菜、さぬきうどんをジンギスカン鍋で焼く豪快な「オリジナルバーベキュー」(1,700円)の「人気が高い」(同店)。

 ビールは、「中ジョッキ」=750円、「ピッチャー(1,800ミリリットル)」=2,900円。そのほか、サワー(600円)、カクテル(各700円)、グラスワイン(650円)、ワインボトル(3,500円)なども。同店では、「気まぐれサービスタイム」も実施。その日の様子や「店の気分で」(同社広報)中ジョッキが700円に、ワインボトルが3,000円になったりするほか、「どんどんエスカレートしている」(同)という。21日は19時までに入店すると、最初の1杯が無料になる。

 利用客は新橋界隈の会社員が中心で、同僚や上司と部下が連れ立って訪れる姿が多く見られる。女性客も少なくなく、中にはショータイムに登場する「女王様」の指示で、OLが上司の男性を「日ごろのうっぷんを晴らすかのように」(同)むち打つシーンも。外資系企業に勤める外国人客も多い店内は開放的な空気で、客同士が意気投合して合流することもある。

 同店は創業以来、「都会のオアシス」として近隣の会社員らに親しまれており、昨年は近年最高となる約8,000人の利用客があった。

 営業時間は18時~23時。日曜・祝日定休(天候による休業あり)。入場にはショーチャージ1,000円が必要。今年の営業は9月半ばまを予定。

新橋ガード下に「ビールにこだわる」新店-内装は船内をイメージ(新橋経済新聞)アヤハレークサイドホテルで恒例「天然芝ビアガーデン」-初日から盛況(びわ湖大津経済新聞)ホテルオークラ「ビアガーデン」オープン迫る-好評で1カ月延長(博多経済新聞)山口・熊野町のビル屋上にイタリアンビアガーデン-女性客狙う(山口経済新聞)汐留ガーデン・リゾートレストラン

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