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「虎ノ門一丁目東地区」再開発事業の施設名、「TORANOGATE」に決まる

発表会の様子

発表会の様子

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 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の施設名とロゴの発表会が2月20日、虎ノ門のワークスペース「NAKANIWA」(港区西新橋1)で行われた。現在建設中の施設名は「TORANOGATE(トラノゲート)」(港区虎ノ門1)になることが明らかになった。

小西利行さん(一番左)と廣村正彰さん(左から2番目)

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 虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合と「中央日本土地建物、都市再生機構(UR)、住友不動産」の参加組合員3者が推進する同事業。昨年1月に着工している。敷地面積は約6,397平方メートル。延べ床面積は約119,896平方メートル。階数は地上29階・地下4階。コンセプトは「OPEN INNOVATION GATE」。

 「TORANOGATE」は、「POOL」の小西利行さんが命名。かつて虎ノ門が江戸城の門の一つだったこと、日本の行政の中心地である霞が関に隣接した街であることなどから名付け、「新しい可能性をひらき、未来と世界の『玄関口』を担う存在であってほしい」との願いを込めた。

 ロゴマークは、「廣村デザイン事務所」社長でグラフィックデザイナーの廣村正彰さんが考案。施設名称を門(GATE)として表すようにコの字型に文字を配置し、「門をくぐった先にある新しい景色や体験を期待したい」との思いを込めた。

 再開発組合によると、施設内には国や地方自治体などの「官」と、市民、NPO、NGO、企業、教育・研究機関などの「民」が交流できる「(仮称)虎ノ門イノベーションセンター」を設置。施設全体では設備の自動制御やロボットによるビル管理業務を導入する予定という。

 再開発組合の参加組合員の幹事企業である中央日本土地建物の作道勝樹さんは、「駅と一体となった国際的なビジネス交流拠点として、虎ノ門に出会いとひらめきを生み出し、人、情報、技術を世界へ発信していく『次世代ワークプレイス』と『官民交流の場』を創出する」とコメント。同川島興介さんは、「(仮称)虎ノ門イノベーションセンターでは官民の交流・連携による『共想・共創・共奏』の場を提供する」と話す。

 完成予定日は2027年10月31日。

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