新橋で「70年代ロックを語ろう」-ゲストに頭脳警察パンタさん

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 新橋のライブハウス&バー「ZZ(ジィジィー)」(港区新橋4、TEL03-3433-7120)で7月11日、ミュージシャンを集めたトークショー「70年代ロックを語ろう」が開催される。

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 発起人は大東文化大学教員の井上貴子さん。鈴木ヒロミツさんや、成毛滋さんら、団塊世代のミュージシャンが相次いで亡くなっていることに危機感を抱いた井上さんは、当時活躍していたミュージシャンの「ナマの声」(井上さん)を記録する必要性を感じたという。当初は、東京大学で行われている「日本ポピュラー音楽学会大会」でのシンポジウム開催を予定していたが、団塊世代ミュージシャンの「来年の話なんて、生きているかどうかもわからないよ」の一言をきっかけに、「ZZ」でのトークショー開催が決定した。

 トークショーは全5回。コンセプトは「70年代日本のロック史を再構築」とし、同イベントの内容は記録され後日出版予定。レギュラースピーカーは、ロックバンド「頭脳警察」のパンタさん、「ダディ竹千代&東京おとぼけCAT'S」のダディ竹千代さん、SF作家兼ミュージシャンの難波弘之さん。司会は井上さんが担当する。

 第1回=70年代ロック全般的な特徴を当時の社会的文化的状況を踏まえて概観する「サブカルチャーとしての70年J-ROCK 」。ゲストはレギュラースピーカー3人が務める。2回目(8月29日)=「ニューロックの夜明け」。GSの終焉から日本語ロック論争のころまでついて、土屋昌巳さんをゲストに招く。3回目(9月26日)=日本のギター・ヒーロー、沖縄ロックを含む「日本のハードロック(1970年代中葉)」。ゲストは山本恭司さん。4回目(10月)=楽器とテクノロジーの進化について「日本のプログレッシヴロック」(1970年代半ば)、5回目(11月)=関西ブルース・シーン、めんたいロックなど地域的独自性と多様化するロック・シーン「ロックの多様化と地方化」(1970年代半ばから後半)。

 開催時間は20時~22時。定員は50人。参加費用は入場料=2,000円、ドリンク=500円。

ZZ

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