虎ノ門で3月29日、環状2号線新橋~虎ノ門間をつなぐ約1.4キロ(うち地下トンネル区間0.9キロ)の開通式典が行われた。舛添要一東京都知事によるあいさつの後、テープカット、くす玉割りで開通を祝った。
晴天に恵まれた春らしい陽気の中、東京消防庁音楽隊の演奏と共に関係者らの歩き初めも行われた。
環状2号線は江東区有明から港区などを経由し、千代田区神田に至る約14キロの都市計画道路。都心部の基幹道路であるとともに、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの選手村と国立競技場跡に新設されるメーンスタジアムを結ぶ重要な道路としても位置付けられている。
今回開通した新橋~虎ノ門間の地上部道路は引き続き、街路樹や自転車道などが整備され、ランドマークとなる「虎ノ門ヒルズ」の開業も今年6月に控えている。