新橋5丁目に天ぷらと「樽生ホッピー」をメーンに提供する居酒屋「天ぷら酒場　中島商店」（港区新橋5、TEL 03-6435-6955）がオープンして1カ月が過ぎた。場所はラーメン店「らーめん　もぐや」跡。店舗面積は約8坪。席数はカウンター7席のほか、店内に4人ほど収容できる立ち飲みスペースも。

　フードメニューのメーンとなる「天ぷら」は、1品100円～400円ほどで提供。ネタは魚介と野菜を中心に、日替わりで20種類前後を用意する。「揚げたての天ぷらを、串揚げ感覚で1品から楽しんでほしい」と、中島店長。岩塩など3種類の塩で食べる。

　製麺所にオリジナルの粉の配合で麺の製造を依頼した「地粉うどん」も。メニューは温・冷合わせて10品（700円～950円）。「地粉うどんは、全りゅう粉を使っているので栄養価が高いのが特徴。つゆの味付けは京風だが、麺は関東を意識してコシを強くしている」。このほか、「おでん」（10種類前後、各150円）、「特上生まぐろ中とろ刺身」（500円）、「うどんだしで巻くだし巻き玉子」（550円）など、一品メニューも15種類前後そろえる。

　ランチタイムには、テークアウト用に「天丼」「カツ丼」など3種類のワンコイン弁当を、店内では「地粉うどん」を、セットを含めて12品提供。「天丼にはエビが2本とキス、イカ、シシトウ、ナスなど7品目が入る。サラリーマン男性が満腹になるようボリュームを意識した」（中島さん）。地粉うどんは「カレーうどん」（800円）、「天せいろ」「京風天ぷらうどん」（900円）、「生まぐろ鉄火丼と京風うどん又はせいろ」（850円）など。

　ドリンクのメーンは「樽生ホッピー」（380円）。「最近になってホッピービバレッジが新規の扱いを中止した。都内でも数店、新橋ではうちを含めて2店でしか飲めない希少なもの。普通のホッピーとは全く違うので、ぜひ味を楽しんでほしい」（中島店長）。このほか、「プレミアムモルツ」（480円）、「八海山」（吟醸酒＝700円、純米吟醸、純米生原酒＝750円）などの地酒を10種類前後、「佐藤（黒）」（600円）、「森伊蔵」（800円）などの地酒を15種類前後用意する。

　営業時間は11時～16時、17時～22時（土曜はランチ営業のみ）。日曜・祝日定休。