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西新橋に海鮮居酒屋-浜焼きメーンに、メニューのリクエストにも対応

海鮮居酒屋「NICO DENSAKU」の外観。「テラス席もあるのでカフェに見えるけど、メニューは完全に居酒屋。お客さまには、そのギャップを面白がっていただきたい」(店長)

海鮮居酒屋「NICO DENSAKU」の外観。「テラス席もあるのでカフェに見えるけど、メニューは完全に居酒屋。お客さまには、そのギャップを面白がっていただきたい」(店長)

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 西新橋に5月7日、海鮮居酒屋「NICO DENSAKU(ニコデンサク)」(港区西新橋1、TEL 03-6205-4183)がオープンした。場所は新築マンション「サンクレスト弐番館」1階。店舗面積は、店内とテラススペース合わせて65平方メートル。席数は、店内=カウンター6席を含む45席、テラス=20席の計65席。

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 経営は、亀有で居酒屋「デンサク屋」を経営する「ビッグドリイム」(足立区)。店名に使う「デンサク」は、同社社長の出身地である岩手県下閉伊郡山田町の岸壁「伝作鼻」から。新橋に出店したのは「人がたくさん集まる場所だから。同郷の常連や岩手から出てきた人たちのアクセスが、亀有より良いこともある」(同店店長)。
 同店のコンセプトは「居酒屋のなんでも屋」(同店店長)。岩手県産ホタテ貝やムール貝、築地から仕入れたサザエ、マグロの?肉などを厨房(ちゅうぼう)でグリルして提供する「浜焼きセット」(1,990円)をメーンに、「その日仕入れた食材をどう調理して食べたいか、お客さまに決めていただきたい。同じメニューを毎日出すのは自分たちもお客さまも楽しくないから、可能な限り要望にお応えする」と、客との交流を重視。

 フードメニューは常時40種類前後を用意。浜焼きの「エビ焼」(350円)、「まぐろホホ肉・のど肉」(各490円)、「刺身盛」(3種=1,690円、5種=2,990円)、「まぐろののど肉から揚げ」(590円)、「ソーセージ盛合」(1,200円)、「海鮮丼ミニ」(790円)のほか、その日仕入れた魚介類を使ったカルパッチョやマリネ、ピザなど西洋料理も提供する。

 ドリンクメニューのメーンは、岩手県の地酒(各490円)。「南部美人」「浜千鳥」「酔仙」「わしの尾」「千両男山」「浜娘」「月の輪」「あさ開(びらき)」の8銘柄から、純米、大吟醸、にごり酒など、季節に合わせた種類を提供する。このほか、「モヒート」「ジャックダニエル」「焼酎(芋・麦)」(以上490円)、「ハウスワイン」(グラス=390円、デカンタ=1,400円)なども用意。

 ランチメニューは3~4種類。「まぐろカレー」(800円)、海鮮食材を使った「日替わり丼」(800~900円)、「シーフードカレー」(不定期提供)、「海鮮丼」(限定15食、以上1,000円)。「まぐろカレーは亀有店でも人気。マグロを使うところに意外性があって好評」

 客単価(夜)は約3,500円。「近隣で働くビジネスマンや住民に覚えてもらい、長く愛されるのが一番」と、ターゲットの客層を定めず営業を開始したが、「外観がおしゃれなせいか、お客さまの6割が女性で驚いている」(店長)。「お客さまからの提案は積極的に取り入れたい。すでに『カフェ営業してほしい』との声が多く寄せられているので、7月からパティシエを雇って本格的にカフェ営業を開始する予定」とも。

 営業時間は11時30分~23時。土曜・日曜・祝日定休(予約・貸し切りの場合は営業)。

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