ゆりかもめ（江東区）は6月4日より、全駅のホームとコンコースで公衆無線LANサービスの利用を開始する。

　同社では、以前より利用者の利便性向上を目指した手法を考えていた。ゆりかもめの沿線は、ビジネスユーザーの多い「新橋」や「汐留」「豊洲」、大規模なイベントや展示会の開かれる「お台場」「国際展示場」などがあることからパソコンに関するサービスニーズが高いと考え、公衆無線LANサービスの導入を開始した。

　導入されるのは、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム（中央区）が提供する、NTTドコモの「Mzone」「moperaU」。

　ゆりかもめ担当者は「他社の無線LANサービスに対応するかどうかは、無人運転のゆりかもめ運行に影響が出ないかどうか慎重に検討していきたい」と話している。

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