共同通信社(港区東新橋1)は8月13日、同社の入居する汐留メディアタワー3階「ギャラリーウォーク」で鉄道車両写真パネルやクイズを展示する「汐留鉄道倶楽部コラム展プラス」を開始した。
同展は、今年4月~6月に開催した「汐留鉄道倶楽部コラム展」が好評だったことから、短期間の「復活」となったもの。写真とクイズは、携帯電話向けニュースサービス「NEWSmart共同通信」の週刊コラム「汐留鉄道倶楽部」(閲覧は有料)を執筆する共同通信社記者・大塚圭一郎さんが提供した。
大塚さんは自他共に認める鉄道愛好家。鉄道に乗って楽しむ「乗り鉄」であるほか、写真を撮影する「撮り鉄」、旧型車両のモーターやディーゼルエンジン、車内アナウンスなどを録音する「録り鉄」、鉄道好きの5歳の長男と鉄道関連の名所を訪れる「パパ鉄子鉄」、古くなった車両の引退や廃止が決まった路線に乗りに行き別れを惜しむ「葬式鉄」を自認する。
会場には、日本の鉄道発祥の地・汐留にかつて存在した汐留貨物駅や、秋田県の「由利高原鉄道」で1985年以降に導入されたYR-1000形を改造した車両YR-1500形、JR東日本の旧253系で特急「成田エクスプレス」として1991年~2010年に活躍した後、長野電鉄で特急列車として運転している2100系(愛称=スノーモンキー)などの名物車両や地方鉄道などの貴重な写真14点をA2サイズのパネルで展示。各パネルにはクイズが付帯しており、クイズを解きながら鉄道の知識を身に付けられるという。
写真は大塚さん自身が撮影したもの多い。春に開催したコラム展には、多くの鉄道愛好家や親子連れなどが来場したという。「遠くは広島県などからもお越しいただいた」と大塚さん。「汐留で開催中の汐博では、同じく鉄道を題材にした謎解きゲーム『鉄道開業ファイナルコードを手に入れろ!』も実施中。鉄道で汐留シオサイトを盛り上げ、鉄道ファンの皆様に楽しんでいただけたら」とも。
来場者の中からから抽選で1人に、展示した鉄道パネル写真から好きな1枚を進呈する。同月19日まで。入場無料。