鳥取県のアンテナショップ「食のみやこ鳥取プラザ」(港区新橋2、TEL 03-5537-0575)で11月22日、レジ通過客数が30万人に達し、30万人目の来店客に松葉ガニなどが贈られた。
30万人目の幸運をつかんだのは、文京区在住の研究所研究員の男性(49)。男性には平井伸治鳥取県知事より、同県名産品で11月6日から解禁になったばかりの松葉ガニ1杯(1万円相当)と、アンテナショップの商品券5000円分が手渡された。
男性が同店を訪れたのはこの日が初めて。病院での検診が遅くなったため、たまたま立ち寄ったという。「趣味が料理で、スーパーには並んでいない食材を探しに来た。以前関西に住んでいたこともあり鳥取には行ったことがある。その際、松葉ガニも食べた」と驚きの表情で話した。男性が購入したのは練り製品。
このほか、先着50人にもショウガ煎餅が提供された。同県東京本部の淺見浩行さんは「震災以降、野菜、米、牛乳などを求めるお客さまが大幅に増えている。売り上げは4割増し」と話す。30万人という数字はレジを通過した人数で、実際の来店客は数倍以上になるという。
営業時間は、ショップ=10時~21時、レストランはランチ=11時~14時、ディナー=17時30分~23時。レストランのみ日曜・祝日定休。