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新橋に山梨産「ワイン豚」のしゃぶしゃぶ店-焼酎居酒屋が業態転換

「ワイン豚のおいしさをもっと知ってほしい。しゃぶしゃぶに使用する部位も増やしていく」と渡邉さん(左)・三浦さん

「ワイン豚のおいしさをもっと知ってほしい。しゃぶしゃぶに使用する部位も増やしていく」と渡邉さん(左)・三浦さん

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 新橋・柳通りスクランブル交差点近くに7月12日、「ワイン豚(とん)」料理の専門店「ワイン豚しゃぶしゃぶ ENZAN 新橋店」(港区新橋2、TEL 03-3597-1228)がオープンした。運営はセンゴクダイニング(渋谷区)で、「旬の居酒屋無何有(むかう)」からの業態転換。

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 「ワイン豚」は、50キログラム台に成長した子豚に半年間朝晩白ワインを飲ませて飼育したもの。標高650メートルの山中で30年以上養豚を手掛ける農家が、13年前から研究。3年前から出荷できるようになった。使用するワインは、地元のワイナリーに専用のものを醸造してもらっている。飲ませるワインの総量は1頭当たり15リットル。

 店長の渡邉芳仁さんは以前、実家でワイン豚を食べる機会があり、「おいしさに驚いた」。同店オープンは、「いつかワイン豚料理の店をやりたい」との思いを実現させた。店舗面積は約25坪、席数はカウンター9席、テーブル5卓18席。内装は無何有時代のままで、今後リノベーションを行う計画。

 豚は一頭買いし、店でスライスする。料理を手掛けるのはシェフ・三浦竹記さん(24)。イタリアン出身で、若手ながら「抜群の料理センス」と渡邉さんが絶賛する。「臭みやあくがなく、脂身がさらっとしている」というワイン豚は、「しゃぶしゃぶで食べると一番おいしさがわかる」(三浦さん)という。しゃぶしゃぶはロース(1,950円/1人前)、バラ(1,650円/1人前)から選べ、注文は2人前から。

 その他の料理は、「豚とキュウリの梅肉あえ」(420円)、「豚のペーストとバゲット」(520円)、「蒸し豚のパプリカ巻き 土佐酢のジュレ添え」「豚バラと香味野菜のレモンソース」「厚切りポークソテー バターしょうゆソース」(680円)、「ゆでヒレ肉のバジルソース」(720円)、「豚丼」(塩・しょうゆ/各580円)など。メニュー構成と盛り付けは女性客を意識した。

 ドリンクは、生ビール(620円)、ハイボール(480円)、焼酎(520円)など約100種類。ボトルワイン(3,200円~)はワイン豚に合う銘柄を厳選した。ランチはワイン豚100%の「ハンバーグ」(900円)、「チーズハンバーグ」「目玉焼きハンバーグ」(以上1,000円)を提供。トッピングは各100円、サラダセット・ドリンクセットは各150円、サラダドリンクセットは200円。

 営業時間は11時~14時、17時~24時。日曜・祝日定休。

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