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新橋に旭鮨総本店プロデュースの居酒屋-仕入れルートはすし同様

すし店の老舗「旭鮨総本店」が経営する居酒屋業態「新宿 御さしみ屋 新橋店」

すし店の老舗「旭鮨総本店」が経営する居酒屋業態「新宿 御さしみ屋 新橋店」

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 新橋駅烏森口近くに居酒屋「新宿 御さしみ屋 新橋店」(港区新橋3、TEL 03-5408-7724)がオープンして間もなく1カ月がたつ。場所は老舗の立ち飲み店だった「立木」跡。

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 経営はすし店「旭鮨総本店」を中心に飲食店を展開する旭鮨総本店(世田谷区)。同店は昨年12月にオープンした新宿店に次ぐ2店舗目。店舗面積は10坪、席数はカウンター4席を含む30席。

 同店は東関東大震災前に計画。しかし震災により悪化する経済状況や、岩手県陸前高田市出身の店長・金野さんの実家が津波に流されたことを踏まえ、一時は出店中止も考えたという。しかし、「街に明るい話題を提供したい」と予定通りオープンすることに。金野さんは住まいを失った両親を東京に呼び寄せた。

 客単価は2,000円~3,000円。食事的な利用の多い新宿店とは客層が違うため、メニューは「ちょい飲み」を意識した構成とした。メーンは旭鮨総本店と同じ仕入れルートを使った魚介類。刺し身は「まぐろぶつ」「さざえさしみ」「あじたたき」「しめさばの昆布〆」(以上420円)、「豪快盛り合わせ」「貝類盛り合わせ」(以上1,780円)などをそろえる。わさびは伊豆の本わさびを使用。

 そのほか、「エビフライ」「いか焼き」「あさり酒蒸し」「だしたっぷり卵焼き」(以上580円)、「あなごフライ」(680円)、「酢めしおにぎり」(サケ・梅=280円、イクラ=350円)などを用意。「産地にこだわらず、全国からおいしいものを選んだ」(広報担当の赤池司さん)というドリンク類は、ビール(450円~)、ホッピー(350円)、焼酎(350円~)、サワー(380円~)、日本酒(320円~)など。

 居酒屋業態は同社にとって初の試みで、現在は小規模店でリサーチを行っている段階。「震災の影響もまだあり、売り上げなどの結果はまだ出ていないが、今後は規模を大きくし多店舗展開していきたい」構え。

 営業時間は、平日=11時30分~14時・17時~23時30分、土曜=12時~21時30分。日曜・祝日定休。

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