新橋のワイン&薫製バー「NATIVE(ネイティヴ)」は4月11日、名称を変更し「fumo(フューモ)」(港区新橋2、TEL 03-6218-0250)としてリニューアルオープンした。
2005年のオープンの同店名称は神戸と麻布に同名の店を経営している前店長による発案で、今回は前店長が退職することに伴い店名を変更した。新しい店名の「フューモ」はラテン語で煙や香を意味する。
店名変更に合わせて店内も改装した。スタンディングバー形式を取り入れた1階は、赤と黒でまとめていた内装から茶色を多用する配色へ変更し、中央に設置していたカウンターを撤去。階段脇のカウンターも外し、エントランスから2階フロアへのスムーズな動線を確保した。歩道から店内を見通せるようになり、ティータイムの売り上げは以前より1.5倍アップしたという。スタンディングコーナーは、以前より5人増えて30人が利用できるようになった。また、カウンター脇には同店オリジナルの薫製調理用に「薫製部屋」を新設。ソファ席のある2階フロアは窓脇に設置していたカウンターを外し、日光を取入れ室内を明るくしたという。席数は16席。
フードメニューはフィンガーフードを中心に「トマトとアンチョビのブルスケッタ」(500円)、「クラブハウスサンドイッチ」(800円)、「薫製ビーフジャーキー」(700円)など25品。スイーツは「自家製アイスクリーム」(400円)や「季節のケーキ」(700円)など。ドリンクメニューは「レギュラー(ガテマラ)」(500円)、「マイルド(サントス)」(700円)、「アイリッシュコーヒー」(900円)など豆にこだわった(同店)コーヒー6品や、リーズナブルで「わかりやすいおいしさ」(同店)のワイン100品以上を取りそろえる。リニューアル後はランチセットの提供は行わず、ティータイム営業に力を注ぐ。
リニューアル後の利用客は、昼=20代~30歳代の女性、夜=30歳代の男性が多いという。客単価は昼=1,000円、夜=1,500円ほど。今後は中国やチリなど世界のワインを順次取りそろえる予定。営業時間は11時~翌4時。不定休。