日本酒造組合中央会(港区西新橋1)が運営するアンテナショップ「日本の酒情報館」(同)店頭で1月5日、「新春鏡開き~樽酒サービス」が行われる。
新春鏡開きは同会の仕事始めとして毎年行う恒例行事。年男・年女が四斗樽(だる)の鏡開きを行い、干支(えと)が刻印されたオリジナルの升で酒を振る舞う。干支升配布は今年で4回目。十二支のデザインは今回も漫画家のさとう有作さん。
鏡開きは正午と17時からの2回。どちらも四斗樽と干支升200個を先着順に振る舞う予定。2010年に行われた鏡開きには、例年の倍近い500人が並んだ。「年々知名度も上がっており、干支枡をコレクションしている人もいる」(広報担当・船戸さん)という。
昨年は用意した寅(とら)の干支升がいずれの回も5分ほどでなくなり、ガラス製のちょこ数百個を追加。干支枡がもらえず悔しがる人々の姿も見られた。今年の干支枡デザインは「当日のお楽しみ」(船戸さん)だが、「横向きのかわいらしいウサギ」だという。
開催時間は12時と17時で、終了は酒や枡・ちょこがなくなるまで。振る舞い酒は新春のほか、10月1日の「日本酒の日」にも行われる。