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新橋に牛タン・牛鍋専門店「牛弁慶」-ゴールデンマジックが25店目

割烹料理店の雰囲気に居酒屋の活気をプラスした「牛弁慶」。高級店のサービスを導入、企業利用も見込む。

割烹料理店の雰囲気に居酒屋の活気をプラスした「牛弁慶」。高級店のサービスを導入、企業利用も見込む。

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 飲食店を展開するゴールデンマジック(港区東新橋1)は9月28日、25店舗目となる牛タンと牛鍋(すき焼き)の専門店「牛弁慶(ぎゅうべんけい)」(新橋3、TEL 03-3459-9318)をオープンした。場所は「割烹たかまつ」跡。

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 店のコンセプトは「活気割烹」。バブル時代の高級店に慣れ親しんだ新橋のサラリーマンをターゲットに、「価格は時代に合わせて安く、サービスと雰囲気はかつてのものを提供する」(同社広報担当者)。その一環で、卓上で調理するものはすべて店員が行う。店舗面積は約18坪、席数は35席。内装はたかまつ時代のものをそのまま利用し、割烹料理店の雰囲気を出した。客単価は約5,000円。

 メーンの牛肉は産地を限定せず、「その時々で最も上質な牛肉を数量限定で仕入れる」。メーンの料理は、卓上で炭火焼にする「牛舌焼」とオリジナルの「牛鍋」(2,800円)。牛タンは冷凍しない生を使用。厚切りや角切り、薄切りなど好みに応じて注文できるよう、100グラム850円の量り売りにした。牛タンはこのほか、「刺」(980円)、「煮」(780円)、「茹」(880円)を用意する。

 国産黒毛和牛のA-4・A-5ランクを使用した「牛鍋」は、2種類の割下から好みの味を選べる。「すり下ろししょうゆ」は、すりおろした長芋と玉ネギ、みりん、氷砂糖でとろみと甘みを出し、肉に味が絡まりやすいように工夫。「練り上げみそ」は、現代のすき焼きの元祖となった明治時代の味を再現した。牛肉料理はそのほか、「特選ハラミ炭焼き」(690円/100グラム)、「黒毛和牛と長芋の塩ユッケ」(980円)、「レバ竜田揚げ」(550円)、「テール焼き」(650円)など。

 有機野菜を使ったメニューにも注力。「本日の有機野菜サラダ」(750円)、「焼き野菜」(790円)、「野菜天婦羅」(1,280円)、「豆腐と有機野菜の揚げ出し」(730円)などが並ぶ。ドリンクメニューは70種類。ビール(560円)、ハイボール(450円~)、焼酎(400円~)など。日本酒(900円~)は、「米にこだわった銘柄から国産黒毛和牛に合うものを厳選した」という。

 営業時間は、平日・祝前日=15時~23時30分、土曜・日曜・祝日=15時~23時。ランチは11月ごろからの予定。

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