共同通信社(港区東新橋1)は8月1日より、本社ビル・汐留メディアタワー(同)でW杯報道写真展示「2010 FIFA World Cup」を開催している。
場所は特大掲示パネルが立ち並ぶ同ビル1階の公共フロア。写真は縦2,250センチ、横1,200センチのシート7枚に二十数点を展示。ロイターから提供された1点を除き、いずれも同社が現場で報道用に撮影・配信したもの。
7つのパネルのうち4つは日本代表チーム関連のゲームから。通常見られない迫力あるショットや、にぎやかなアフリカらしい応援の様子などが並ぶなか、スペインの優勝を含む8試合の結果を「予測」「的中」させたことで話題を呼んだマダコの「パウル君」の姿も。
同社広報担当者は、「同ビル内のホテルに勤務するイギリス人スタッフに、『イギリス代表の写真はなぜないのか』と流ちょうな日本語で聞かれた(笑)。ベスト4くらいに入っていれば展示できるのだが」と苦笑いする。イギリス人には「次回のW杯で頑張って」と助言したという。
「許可証がないと入れない場所で撮影しているので、臨場感がある。(同写真展は)通信社ならでは。テレビとは違う、カメラでしか切り取れない風景を楽しんでもらえたら」と広報担当者。
開催時間は9時~19時。入場無料。8月31日まで。