新橋に2月1日、ご当地グルメ専門店「鈴蘭(すずらん)」(港区新橋4、TEL 080-1442-2129)がオープンした。
経営は鈴蘭(港区新橋4)。前身は兵庫県で一部のご当地グルメを扱う飲食店だったが、当初より東京進出を視野に入れており、その際には全都道府県の名物料理を扱いたいという思いから、すべてを新たにして東京・新橋を初出店の場に選んだ。店舗面積は7坪、席数はカウンターのみの10席。同社の長谷川龍成社長が日本全国を食べ歩き厳選した、各県のおつまみや地域で収穫される食材を使用した郷土料理を提供する。
メニューは、兵庫県の「つぼ焼き」(480円)、三重県の「網焼き」(520円)、秋田県の「いぶりがっこ」(320円)、広島県の「カキバター」(520円)、長崎県の「チーズ奴」(380円)、宮崎県の「肉巻おにぎり」(320円)など、常時30~40種類を季節に合わせて入れ替えながら用意。ドリンクは、「プレミアムモルツ」(490円)、「角ハイボール」(390円)、麦・芋などの焼酎(490円)、日本酒などをそろえる。
同店は「食文化を通じて全国に『地元の良さ』を発信することで地域活性化につながれば」とし、ただ料理を提供するだけではなく、なぜこの料理が郷土料理となったのかなど食文化の歴史も発信していく。企画部の西山さんは「新橋は郷土料理店やユニークな店舗が多いので刺激になる」と話す。「ご当地グルメを色々な人に楽しんでいただければ」とも。今後は月間注文数を基に都道府県ランキングを行い、上位ランクの都道府県出身者にサービスを行う予定だという。
営業時間は17時~翌1時。日曜・祝日定休。