霞が関ビルの商業施設「霞ダイニング」で11月9日から、冬のイルミネーション「KASUMI DINING WINTER ILLUMINATION 2009」が始まり、道行く人々の目を楽しませている。場所は同ビル前の「ケヤキ広場」から外堀通りに面した周辺エリア。
同企画は昨年から行っているもので、今回が2回目。イルミネーションのコンセプトは「花霞」。咲き誇る桜の花が、霞がかったように淡く見える様子を指す言葉で、「雪」と「霞」を表現した白色LEDの中にゆっくりと点滅する桜色のLEDを配置し、冬の中に春が訪れてくる様子を表現した。
広場の中心で、高さ20メートル近いケヤキの木々に施されたイルミネーションは同企画のメーン。LED電球を約7万個使用しており、今年から、使用される約6,000キロワットの電力を太陽光発電をもとにしたグリーン電力でまかなっているという。館内にも葉、花、枝、実など自然をモチーフにピンクと白を基調色した装飾を施した。
近隣で働いているという会社員のカナコさんは「もうそんな(イルミネーションの)季節だなと思う。これから楽しみ」と携帯で写真に収めていた。
点灯時間は17時~翌2時。2010年2月28日まで。