2人のタッチで輝き出すイルミネーション-汐留に光のツリー出現

タッチセンサーの仕掛けが楽しい「Twinkle Twin Tower」。2人でパネルに触れると光が鮮やかに動きだす

タッチセンサーの仕掛けが楽しい「Twinkle Twin Tower」。2人でパネルに触れると光が鮮やかに動きだす

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 汐留シティセンター(港区東新橋1)で11月21日、今年から初の試みとなるイルミネーション「Twinkle Twin Tower」のライトアップが始まった。場所は地下2階のライトタワープラザ。

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 約5万球のLEDを使用したというイルミネーションは、色とりどりのもみの木の森の中に鮮やかな10メートルの光のクリスマツリー「Twinkle Twin Tower」がきらめくもの。11月14日からすでにライトアップが始まっている旧新橋停車場の「走れ!ファンタジア号」、同25日から汐留シティセンター41階で予定されている雪がモチーフの「White snow in the sky ~天空の白雪~」と併せた光のプロジェクト「Romantic Winter 2008」の一環となる。

 ツリーの下方部には、「光が輝いている間に願いごとを唱えてください」という案内書きとともに2つのタッチセンサーパネルが設置されており、2人で同時に触れるとイルミネーションが暗転。やがて色とりどりの光が輝き出す。この仕掛けが人気を集め、カップルや友人同士などが次々に手を当て「願いごと」をする姿が見られる。特に子どもたちの反応は大きく、触れることで大きなツリーが変化する様子をはしゃぎながら何度も楽しんでいた。

 近くに住む樋口さんと内口さんは「仕事がうまくいくように願った。加えて、お金も(笑)。毎年イルミネーションを見るのを楽しみにしている。このあたりはライトアップが多いので、全部回りたい」と笑顔をみせる。たまたま通りがかったというカップルのシゲオさんとヨシミさんは「ずっと一緒にいられるように願った」とはにかんだ。

 汐留シティセンター運営担当の藤波有治さんは「汐留にはこれまでクリスマスツリーのイルミネーションがなかった。だからこそツリーというシンボルが欲しかった。汐留をイルミネーションの街にしたいという願いがあり、実現させていきたい」と話す。「いすとテーブルを設置したのでゆっくりと楽しんでもらえたら」とも。

 ライトアップは17時~23時。12月25日まで。

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