飲食業を手がけるクリエイト・レストランツ(渋谷区)は7月23日、カレッタ汐留(東新橋1)46階に上海料理店「上海老飯店」(TEL 03-6253-7150)と、同地下2階にビストロ「bois bois(ボワボワ)」(TEL 03-5537-5646)を同時オープンする。
「上海老飯店」は上海で134年の歴史を誇る老舗で、中国の本店で料理長を務めた呉志芳(ウーチーファン)さんの味を継承した本店の料理人を招き本場の上海料理を提供する。これまで名古屋、六本木に出店していたが、同店は六本木からの移転となる。店舗面積は94.3坪で、席数は106席。ほぼ全面に窓を広く取り、台場から銀座にかけて一望できる高層階の眺めを生かした。
メニューは、「ふかひれスープ」「小龍包」「上海蟹みそ入りふかひれの姿煮」「有頭車海老のチリソース煮」「家鴨のおこわ詰め蒸し」などを含むコース(昼=2,980円~5,800円、夜=3,980円~12,000円)、美容と健康を意識しスッポンの漢方入りスープに10種類のキノコや野菜を入れた鍋料理で汐留店だけの限定コース「薬膳茸鍋」(予約限定、4,980円)のほか、単品料理や麺、チャーハン、点心など約80種類を用意。ランチには「上海式麻辣豆腐」(1,190円)などのほか1日20食限定の「点心セット」(1,590円)も。ドリンクは「かめ出し紹興酒」(グラス650円)や中国酒、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、中国茶など約70種類をそろえる。
「ボワボワ」は、素材の持ち味を引き出すというフランス発祥の万能鍋「ストウブ鍋」を使った煮込みやグリル料理を提供するビストロ。店舗面積は95.3坪で、席数は105席。「森の中にいるような癒やしの空間」(同社)をイメージし、アンティーク家具を使った内装で落ち着きを演出した。
ランチメニューでは、同店で焼き上げる自家製のパン5種類食べ放題とドリンクバーが付いたセット(1,090円~)などを、夜は「骨付き鶏肉の香草グリル」(1,090円)、「自家製ビーフシチュー」(1,390円)、「クワトロフォルマッジの焼パスタ」(1,190円)、「魚介の炊き込みごはん」(1,490円)などを用意。そのほか、ストウブ鍋を使用したデザート「丸ごと焼リンゴのバニラアイスクリーム シナモンの香り」(640円)なども。アラカルトメニュー約40種類のほか、メーンとデザートが選べる「プリフィックスコース」(2,990円)も提供する。
同社広報担当者は「高層階のレストランはアッパークラスというイメージだが、上海老飯店ではカジュアルな値段のコースから用意している。汎用から記念日まで幅広く対応できるので、まずは気軽に入っていただければ」と話す。「ボワボワのストウブ鍋は塩・こしょうのシンプルな味付けのみで素材の持ち味を活かすことができる。ヘルシーなので特に女性に喜んでいただけるはず」とも。
営業時間は、「上海老飯店」=昼11時30分~15時、平日夜17時30分~23時、土曜夜17時~23時、日曜・祝日夜17時~22時30分。「ボワボワ」=平日・土曜昼11時30分~15時、日曜・祝日昼11時~15時、平日夜17時30分~23時、土曜夜17時~23時、日曜・祝日夜17時~22時。