インドネシア中部ジャワ島の伝統的なスタイルで楽器の「ガムラン」を演奏する「ガムラングループ・ランバンサリ」は9月23日、同グループ所有のスタジオ(港区浜松町2、TEL 03-5425-6137)で「Klenengan in 浜松町 ジャワガムランの古典曲をじっくり楽しもう!」を開催する。
同会は、「ガムラン」を楽しんでもらおうと同グループが2年前から開催しているもので、年に2~3回不定期で行っている。今回で5回目。
「ガムラン」は青銅打楽器が中心で、鉄琴状やゴング、太鼓状など種類も豊富。比較的初心者にも入りやすいが奥が深く、その魅力にはまってしまう人も多いという。「Klenengan」とは、ジャワで「ガムラン」のある場所に人々が集まり、演奏したりその音楽を聴いたりしながら約半日を過ごす会のこと。
担当の村上圭子さんは「現地では都会化の影響でKlenenganの習慣が少なくなってきているが、日本でもたまにはのんびりと音楽を楽しむ機会があっても良いのではと思い企画した。本来ジャワの曲は数々の曲をつなげて1時間あまりになるものが主流。その本来の曲を、この機会に楽しんでもらいたい。演奏するのも聴くだけも自由」と話す。
また、現地では会の途中でお茶やお菓子が配られ、食事も行われるのが一般的。それにならって同会でもジャワティーとお菓子、ココナツミルクで作ったジャワカレーなどを振る舞う予定。毎回20~30人程度が訪れるという。
開催時間は15時~21時。入場無料。事前問い合わせ番号は03-5300-6361。