ねじ専門店考案「ねじキューピー」次回入荷日決まる-OLらに人気

「ねじキューピー」と考案者の石井健友さん。キューピーのコスチュームデザインも石井さんによる

「ねじキューピー」と考案者の石井健友さん。キューピーのコスチュームデザインも石井さんによる

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 神谷町のねじ専門店三和鋲螺(港区虎ノ門4)は、昨年9月の発売以降、想定外の人気に生産が追いつかない「ねじキューピー」の次回入荷日を発表した。次回は6月8日正午で、今回は混乱を避けるため販売初日は本業の休店日である日曜日に設定した。販売数は500~600個の予定で、1人2個まで。

 「ねじキューピー」は地域限定キューピーの一つで、携帯ストラップになっているキューピーがねじコスチュームをまとったもの。これまでにオリジナル(450円)、カラーねじやナットなどを取り付けた「ねじレンジャー」シリーズ(500円~)、特別限定品「ねじキラリ」(650円)の12種類3千個が発売されている。4回目の入荷となる今回は、新たに「ねじワッシャー」(価格未定)というキャラクターが追加されるが、残念ながら販売初日には登場しない。

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 三和鋲螺は、国産ねじやアメリカ製インチねじ数千種を扱うねじ専門店で、1954年(昭和29年)の創業から50年以上も続く家族経営の老舗。現在も2世代5人で切り盛りし、内装業者や自動車修理業者が出入りする町の小さなねじ店として営業を続ける。「ねじキューピー」を考案したのは同店3代目の石井健友さん。一緒に働く妻がこういった限定キャラクターグッズが好きなこともあり、「ねじ屋限定品があったら面白いなと思い付いた」(石井さん)という。

 6月1日がねじ業界の制定した「ねじの日」ということもあり、「ねじ業界の活性化につながれば」と、昨年5月から構想の具現化を模索し始めた。数あるキャラクターの中からキューピーを選んだのは、「老若男女問わず受け入れられると思った」から。企画を持ち込んだ地域限定キューピーを手がけるオンリーワン(大阪市)には再三断られ続けたが、2カ月後に熱意が通じ、昨年9月に第1弾の発売にこぎ着けた。「自分でも欲しかったので、どうしても作りたかった」と石井さんは当時を振り返る。

 発売後は近隣のOLや会社員から口コミで広がり、2か月で完売。その後も入荷するたびに売り切れが続き、購買層も年配客からコレクターにまで広がった。今年4月に100個限定で「ねじキラリ」を発売した際は開店前から行列ができ、1時間半で完売したという。

 「ねじキューピー」に装飾されたねじやナットは、すべて実際に店頭で販売している商品。どれも石井さん夫婦が店番のかたわら手作業で取り付けているため、大量生産はできない。「楽しみながら、細く長く続けていけたら」というのが石井さんの「ねじキューピー」への思いだ。

 販売は6月8日正午より、15時または商品が売り切れるまで。予約・取り置き不可。

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