日韓の作家7人が「春」をテーマに作品展-新橋のギャラリーで

日韓7人の作家が「春」をテーマに作品を展示、文化交流をはかる。

日韓7人の作家が「春」をテーマに作品を展示、文化交流をはかる。

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 新橋のギャラリー「Gallery Kyo」(港区西新橋2、TEL 03-3591-3520)で4月1日より、企画展「春色に染まる…ギャラリーKyoセレクト展」が開催される。

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 同展は、日韓の作家7人による「春」をテーマとした作品を一堂に展示するもの。同ギャラリーは、オーナーの宋周榮(ソン・ジュヨン)さんが日韓の文化交流を目的として2003年4月に設立した。

 韓国のテレビ局で働いていた宋さんは、日本文化を紹介する番組作りのために日本を訪れた際、自分が知らなかった日本の文化や日本で知られていない韓国の文化が多いことに気付いた。「Gallery Kyo」には、日本と韓国が互いに文化を知り合うことや、ギャラリーを通じて日韓が協力し合える新たなビジネスにつなげてほしいという願いが込められている。日韓の作家を中心に毎月1回のペースで行っている同様の企画は、手作りの特別な味わいにデパート関係者の興味も大きく、実際に取り引きも生まれているという。

 参加アーティストは、日本から実川瑚さん、韓国から金ナレさんをはじめとした7人。会場にはアクセサリーや、湯のみなどの日常で楽しめる焼き物、布小物など、色とりどりの春を思わせる作品が並ぶ。同ギャラリーでは、同時に絞りと草木染めの作品展「淡路由紀作品展」を4月30日まで開催。「2つの展示が調和するようディスプレーしている」(宋さん)。

 営業時間は10時~18時。日曜・祝日定休。「セレクト展」は4月5日まで。

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