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神谷町ですしファストフードの実証販売 香川食材使った巻きずし提供

「わさび香る サーモンアボカド巻き」

「わさび香る サーモンアボカド巻き」

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 巻きずしのファストフードブランド「NINJA SPEED(ニンジャスピード)」の実証販売が12月4日、複合ビル「東京ワールドゲート」(港区虎ノ門4)の2階ラウンジ「CoCo Lounge(ココラウンジ)」で始まった。

販売の様子

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 同所は「森トラストグループ」が運営し、日本各地の特産品を発信する産業支援プロジェクト「CoCo JAPAN(ココジャパン)」を展開している。今回は、ミツカングループとAIロボティクスベンチャーの「ハタプログループ」が共同で手がける「NINJA SPEED」の実証販売を、森トラストグループと麻布台商店街が連携して実施。香川県との共創で同県産の食材を使ったメニューを開発した。

 「NINJA SPEED」は、ミツカンの社内ビジネスコンテストから生まれたブランド。「できたての巻きずしで心を満たす」をコンセプトに、酒かすを原料とした赤酢の「赤シャリ」を使い、シャリの温度管理などで出来たての味を提供する。調理工程にはロボット技術も取り入れ、短時間での提供と栄養バランスを両立したメニュー展開を目指す。

 提供するメニューは、香川県特産の「オリーブサーモン」や「香川県産初摘みノリ」を使った「わさび香る サーモンアボカド巻き」をはじめ、「わさび香る マグロアボカド巻き」「サクサク食感のとり天巻き」「彩り野菜のチキンサラダ巻き」(以上490円)など。みそ汁とのセット商品(580円)も販売する。

 ミツカングループの森下義高さんは「できたてのすしが短時間で食べられることを意識してメニューを開発した。初日は約50食が出て、おかげさまで盛況だった。ランチタイムはコンビニなどさまざまな選択肢がある中で、短い時間でもおいしいものをしっかり食べたいというニーズが確かにあると感じている。今回の取り組みを足掛かりに、忙しいビジネスパーソンの新たなランチの選択肢として広げていけたら」と話す。

 企画を担当したハタプログループの伊澤諒太さんは「多くのビジネスパーソンは、健康的でありながら時間を取らないファストフードを求めている。『ヘルシーなすしファストフード』が、忙しいビジネスパーソンにとって待たれていた存在になればうれしい。この場所を起点に、神谷町エリアのランチタイムをもっと楽しく、前向きに過ごしてもらえるようなブランドに育てていきたい」と話す。

 営業は、毎週火曜・木曜の12時~14時。「CoCo Lounge」の利用にはモバイル入館証の発行が必要。

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