暮らす・働く 学ぶ・知る

虎ノ門で「街の色」決めるイベント 地元ワーカーら23人が参加

色を作る参加者の様子

色を作る参加者の様子

  • 2

  •  

 虎ノ門のワークスペース「NAKANIWA」(港区西新橋1)で2月14日、「虎ノ門の色」を決める体験型イベント「TORANOMON PALETTE」が行われた。主催は中央日本土地建物(千代田区)。企画・運営はグー・チョキ・パートナーズ(港区)。

「虎ノ門の色」に決まった「十色」

[広告]

 同社が3カ月に1回発行している「虎ノ門フリーマガジン 60ミニッツ」の特別企画として、虎ノ門エリアへの愛着を深め、コミュニティー形成促進を目的に行った同イベント。昨年は「まち×愛着シリーズ」第1弾イベントとして「まち×愛着 for エミーゼニー」を行った。

 第2弾の今回は、街を象徴する「虎ノ門の色」を作り上げることをゴールに設定。当日は地元企業に勤めるワーカーなど23人が参加し、6チームに分かれた。会場では、文具・事務用品販売を手がける地元企業「オカモトヤ」のサポートで、文具店「ギフショナリーデルタ」(大阪市)社長のマエダタケシさんがゲスト講師として「色」についての知識を参加者にレクチャーした。港区観光大使の「カモ虎課長」も応援に駆け付けた。

 参加者は、虎ノ門の風土や歴史、イメージなどからインスピレーションを得て自身が考える色を作成した後、チーム内ディスカッションで一つの色を決めた。最後はチームごとに提出した色の中から全体で一つに絞り、「虎ノ門の色」を決めた。色は森トラストの中村拓都さんによるアイデアが採用された。

 中村さんは「色の名前は『十色』。十人十色の人や物が混在する虎ノ門を表現した。たくさんの色を混ぜてグレーを作るはずが、グレーとは異なる色になった。この偶然が『混在の街』である虎ノ門らしいと思った」と笑顔を見せる。

 オカモトヤの園田美公さんは「大人たちが真剣に色について考えてディスカッションする姿はとても楽しそうに見えた。想像していたよりも素敵な色が完成した良かった。また違う切り口で同じイベントを開催したい」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース