「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(港区虎ノ門2)に新エリアがオープンして1カ月がたった。
2023年10月6日に開業した同施設。1月16日、飲食店を中心に新エリアに27店がオープンし、地下2階~地上7階、約1万1200平方メートルの商業空間に約70店を展開する施設となった。
新エリアは、20店の飲食店が集まる4階ダイニングフロア(約1500平方メートル)、2階の大型飲食店エリア(約680平方メートル)、食物販と飲食の店を展開する地下1階フロア(約860平方メートル)。
4階ダイニングフロアは、「焚き火イタリアン『falo+(ピュウファロ)』」、居酒屋「虎ノ門 楽き(らっき、「き」は七3つ)」、「中華バル サワダ」、フレンチ「Lien(リアン)」、ベーカリーレストラン「flour + Water 虎ノ門」、すし店「鮨(すし) おにかい×2」などが新規オープンした。
2階大型飲食店エリアには、炭火で焼き上げるグリル料理とクラフトビールのオールデイダイニング「THE GRILL TORANOMON(ザ グリル トラノモン)」、米と茶にこだわる和食ダイニング「日常茶飯時」が営業する。
地下1階フロアの新店は、スーパーマーケットとワインレストランの複合店「cask/W TORANOMON(カスク/W トラノモン)」。昼は自家焙煎(ばいせん)のコーヒー、夜はクラフトビールを提供する「エスプレッソ D ワークス 虎ノ門」が営業する。
今後、約2800平方メートルの大型セレクトショップ「SELECT by BAYCREW’S(セレクト バイ ベイクルーズ)」(2月29日)や、「脱フィットネス」がテーマの「総合ウェルビーイング施設 CARAPPO(からっぽ)」(4月15日)がオープンを予定する。
森ビルタウンマネジメント事業部 虎ノ門ヒルズエリア運営グループの横山貴史さんは「今回エリア最大級のダイニングゾーンや新業態の食物販などが誕生したことで、虎ノ門ヒルズは、食文化の一大発信地へと進化した。親しみやすいバルスタイルからプライベートな個室空間まで、仕事や家族との団らんなどさまざまなシーンで楽しんでもらいたい」と話す。