居酒屋「角打ち KAN(カン)」が10月6日、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(港区虎ノ門2)地下2階にオープンした。
総合酒類卸・業務用販売業を展開する「榎本酒類」(大田区)が新業態としてオープンした同店。酒屋で購入した酒をそのまま飲める「角打ちエリア」と、おでんなどの料理と酒を提供し、立ち飲みもできる「酒処エリア」を用意する。店舗面積は76平方メートル。席数は、角打ち=9席、酒処=30席。
「角打ちエリア」では、日本酒を約10種類、国内外のクラフトビールを常時5種類以上、焼酎やワインなどを販売。メーカーや生産者とのタイアップ企画も予定する。酒は土産用としてテイクアウトにも対応する。
「酒処エリア」では、自由が丘の「おでん 高太郎」を約10年経営していた店主を料理長に招き開発した「虎ノ門おでん」を25種類提供する。静岡産の花カツオと日高昆布からだしをとったという「おでん」は、大根、卵、ちくわ、厚揚げなどの定番から、ロールキャベツ、しいたけ、ゴボウ巻き、アボカド、ミニトマト豚肉巻きなど替わり種まで用意する。
このほか、「本日のおでん盛り合わせ5種」(1,155円)、「開運!伊勢、御豆富」「酒屋のだし巻き 灘の甘酒風味」(以上、550円)、「大山鶏のチキン南蛮 柴(しば)漬けタルタル添え」(880円)、「〆の豆富飯」(385円)などをそろえる。
ドリンクメニューは、「冷酒 農口尚彦 観音下 2018vintage」(759円)、「生姜(ショウガ)かおる甘酒サワー」、「灘の割り燗(かん)」(以上759円)、オリジナルブレンドの「ハイボール1936~カフェ スキー~」(605円)など。
店長の愛甲祐司さんは「虎ノ門ステーションタワーの『真の角打ち』になれるよう、スタッフ一同日々精進していきたい」と話す。
営業時間は、角打ち=14時~23時(土曜=11時~23時、日曜・祝日=14時~22時)、酒処=11時~14時30分・17時~23時(土曜=11時~23時、日曜・祝日=11時~22時)。