「これからの都市・まちづくり」について考えるプログラム「(Non)Fictional Urbanism(ノン フィクショナル アーバニズム) - まちの観察と実験 - by Town Play Studies(タウン プレイ スタディーズ)」が現在、新橋エリアで開催されている。
12歳~20歳(中学生以上)を対象に行う同プログラム。インタラクティブ・メディア・ラボ「Town Play Studies」(中央区)が主催し、10代のための新たなクリエーションの学び舎「GAKU(ガク)」(渋谷区)と、都市再生機構(神奈川県)が協力する。
「Town Play Studies」は、建築をベースに、これからのまちや都市空間について知り、つくり変えていくための知識やマインドを学ぶクラスを開講してきた。4期目となる今回のプログラムでは、新橋エリアを舞台にした演習型の授業を展開。講師は、「Town Play Studies」メンバーで建築家の海法圭さん、川勝真一さん、津川恵理さんが務める。
プログラムの前半は、アーバニズム(都市での暮らしや文化に対する考え方)を中心に、建築やアートの方法や概念を織り交ぜながら、都市の観察を繰り返していく。後半は、より実践的に都市やまちについて考えるPBL型(課題解決型)の授業として、前半で身につけた知識と感性を生かし、新橋のまちでアイデア作りからプレゼンテーションや、都市実験を行う。
川勝さんは「TPSは10代の若者たちと一緒に『遊び』から都市を考える取り組み。今回は新橋を舞台に、リアルな街の姿をつぶさに観察することから、これまでのこの街『らしさ』にとらわれないオルタナティブな可能性を探る」と話す。
定員は10人。参加無料。12月9日まで。