愛宕下通り沿いにある「GATE虎ノ門」(港区虎ノ門1)の全ての店がオープンして3カ月がたった。
出店したのは、虎ノ門1丁目でこれまで営業していた「虎ノ門書房」「アイビークリニック虎ノ門」、大衆酒場「虎ノ門升本」、菓子店「虎ノ門きや」。2階はオフィスが入居している。
「GATE虎ノ門」は、虎ノ門1丁目東地区市街地再開発組合と、中央日本土地建物(千代田区霞が関1)、都市再生機構(神奈川県)、住友不動産(新宿区)の参加組合による「虎ノ門1丁目東地区第1種市街地再開発事業」の権利者の仮設店舗。都市再生機構の事業貢献の一環として、同社の所有地に仮設店舗を整備した。再開発により新たに建つ新施設は、2026年度に完工予定。
移転してからの変化について、虎ノ門きや専務の森田真佐子さんは「すぐ近くからの移転だったので、近隣の人や常連さまに変わらず使っていただいている」と話す。再開発や街の変化ついては「新しく街に入ってくる店や人、変わらずあり続ける店や場所など、両方あるのが虎ノ門の良いところなのでは」とも。