「新虎ストリートマルシェ」が4月27日、新橋と虎ノ門を結ぶ「新虎通り(環状2号線同区間)」で始まる。
期間中、新橋・虎ノ門にゆかりのある、キーコーヒー、永谷園などの企業、新事業の店がグルメ・雑貨の移動販売車を出店する。文房具や花などの販売を行うほか、親子で遊べる遊び場も設ける。期間中はストリートファーニチャーも設置する。
主催は港区芝地区総合支所と新虎通りエリアマネジメントから成る新虎通りエリアプラットフォーム協議会。今年3月に、新虎通りが東京都内で初めて「歩行者利便増進道路(通称ほこみち)」として利便増進誘導区域に指定されたことを受けて、同制度を活用したマルシェイベントを行う。
親子で楽しめる遊び場には、跳躍器具やニュースポーツ「ディスコン」など全身を動かす遊び道具や、コリントや積み木などのおもちゃを用意。「第15回キッズデザイン賞」を受賞したコトブキ(港区浜松町1)の大型ブロック「mopps(モップス)」も無料で遊べるようにする。
新虎通りのにぎわい創出の一環として、通りに面したビルの壁面をアートで彩る「ミューラルアートプロジェクト」も行う。4月19日~26日は、「ジェネラティブアート」芸術家のタイラー・ホッブスさんが新虎通りに面した東京電力パワーグリッド所有の建物壁面にミューラルアートを制作し、4月27日から一般公開する。
森ビルタウンマネジメント事業部虎ノ門ヒルズエリア運営グループの海藤早希子さんは「近隣に住む人・働く人たちを中心に、楽しんでもらえるマルシェにしたい。今後も多くの人に愛され、足を運びたくなる通りとなるよう、イベントやさまざまな取り組みを行っていきたい」と話す。
開催時間は11時~14時(29日は16時まで)。今月29日まで。