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みなと科学館で「いきもの大図鑑」 立体ペーパークラフト模型で動物紹介

パンダの立体ペーパークラフト模型の展示

パンダの立体ペーパークラフト模型の展示

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 春の企画展「いきもの大図鑑」が現在、港区立みなと科学館(港区虎ノ門3)で開催されている。

ゾウの立体ペーパークラフト模型の展示

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 「もしも図鑑から動物が飛び出したら…」をコンセプトに、立体ペーパークラフト模型を展示する「ペーパークラフト動物園」や、自分と動物の大きさを比較できる体験型展示「くらべて知ろう!動物のこと」などを展開。動物園の希少動物の保全・調査活動も紹介する。

 「ペーパークラフト動物園」では、動物の特徴を再現した大型立体ペーパークラフト模型を集め、それぞれの動物の観察ポイントの解説パネルも設置する。来館者限定でダウンロードできるワークシートを用意し、実際に動物園に訪れた際に、同企画展で学んだ観察ポイントを振り返ることができようにする。

 「くらべて知ろう!動物のこと」では、動物の特徴を背丈(体長)・重さ・手のひらの3つに分け、自分(人間)と比較できる内容を展開。体験展示「どうぶつのがっこう」では、動物に関連した工作やクイズのコーナー、AR(拡張現実)で動物と記念撮影できる企画などを開催する。プラネタリウムでは、企画展に合わせて地球上の生き物の変遷をたどるプログラム「いきものがたり」を投影する。

 5月5日、5代目・江戸家猫八さんの講演会「気づきを築く面白さ」を開催(要予約)。動物の鳴きまねを織り交ぜながら、動物と向き合う面白さや、興味の扉の開き方を伝える。5月7日には、「ペーパークラフトでハシビロコウをつくろう!」も予定する(要予約)。

 同施設広報担当者の瀧澤真一郎さんは「精巧なペーパークラフトはそれだけでも見応え十分。動物と自分の大きさを比べられるコーナーや、動物の重さを体験できるコーナーなど、文字だけでなく体感的に動物のことを知ってもらえる」と話す。

 開催時間は9時~20時。入館無料。プラネタリウム観覧料は、大人=600円、小中高生=100円。5月7日まで。

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