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虎ノ門のシェアオフィスに「東京都」入居3カ月 スタートアップ支援を強化

8月26日、CIC Tokyoを訪れた小池百合子都知事

8月26日、CIC Tokyoを訪れた小池百合子都知事

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 虎ノ門のシェアオフィス「CIC Tokyo」(港区虎ノ門1)に東京都が入居して3カ月がたった。

オフィスペースの様子

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 2020年10月、虎ノ門ヒルズビジネスタワーの15階と16階にオフィススペースを構え、スタートアップ企業などのサポートをする同社。サポートする企業の活動拠点となるオフィススペースを貸し出し、8月26日からは東京都も入居している。

 東京都は「スタートアップとの協業の本格化」を目指し、13席のオフィススペースに入居。5名の職員が常駐する。「いつでも会える都庁」「行政だけで考えるのではなくスタートアップと一緒に考えること」などの理念を掲げ、スタートアップ戦略担当局長の下、宮坂学副知事が全体統括リーダーを務めるチーム「Team Tokyo Innovation」を設立。同チームには政策企画局、総務局、財務局、デジタルサービス局、産業労働局、港湾局が関わる。

 CIC Tokyo広報担当者の小野間みずきさんは「CIC Tokyoにおける入居企業のコミュニティーや、イノベーションを実現するためのサポートを強化することで、それが日本全体のスタートアップエコシステムの活性化へとつながっていくよう、これからも活動を続けていく」と話す。「日本国内の地方都市などに加え、アジア諸国へのイノベーション拠点の展開も目指す。各拠点の入居者は、共通のセキュリティーカードで世界中の拠点をゲスト利用できる。これにより、CICへの入居が世界展開への入り口となる未来を目指していく」とも。

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