新橋駅のキャラクター「黒森(くろもり)さん」が現在、SNSで話題を集めている。
昨年9月6日に誕生した同キャラクター。黒いカラスをモチーフに、緑色のネクタイを着用しているのが特徴。鉄道開業150年を盛り上げるための取り組みとしてJR東日本の社員2任で考案したという。広報担当者は「おしゃれにはとても気を使い、自慢のくちばしはいつもツヤツヤに磨かれているが、1番のチャームポイントは頭の寝ぐせで、伝統を重んじるタイプ。メタボ気味でよく鳩と間違われる」と説明する。
「黒森さん」は新橋駅構内のポスターなどで見られる。6種類用意したポスターには「ハトではなくカラス」「×トリモリ口 ◯カラスモリ口」などと紹介されている。
ツイッターでは「新橋駅のセンス、可愛いです」「新橋駅のキャラクターの黒森さん愛嬌を感じる」「結構写真多く撮っちゃった」「何か和ませて頂きました」(原文ママ)などの声が寄せられ、盛り上がりを見せている。
同担当者は「新橋駅に対する愛着を持っていただき、鉄道開業150年を契機に世の中に少しでも明るい話題を提供していけたら」と話す。「現在、新橋駅では鉄道開業150周年を記念してだまし絵を設置しており、黒森さんも出現しているのでぜひ見に来てもらいたい」とも。
新橋エリアには烏森神社の「こい吉」や虎ノ門のまちづくり団体「COME ON!! 虎ノ門製作委員会」の宣伝事業部課長「カモ虎課長」などのキャラクターも存在する。こい吉は「弟分ができたみたいでうれしいな」と話す。カモ虎課長は「サラリーマンとしての厳しさを教えたい。先輩風をビュービュー吹かせたい」と話す。