小学生を対象とした環境教育プログラム「サンゴ礁ラボ」が12月12日、「とらのもんラボ」(港区虎ノ門3)で始まる。主催は「イノカ」(同)。
サンゴ礁生態系を都心部で再現する独自技術を持つ同社。自社内に「とらのもんラボ」を設けている。社長の高倉葉太さんは「子どもたちに、サンゴをはじめとした海の生き物との出会いをきっかけにして、自分が夢中になれるものを見付け、探究できる人になってほしいという思いから、同プログラムを作った」という。
「『おもしろい!』に出会おう。」をコンセプトに作った「BASICコース」(全4回)では、物事を多角的に見る力を養うアクティブラーニング型プログラムを提供する。来年春には、「BASICコース」の卒業生向けに「ADVANCEDコース」も開催予定。「『おもしろい!』を探究しよう。」をコンセプトに、実際の研究プロセスをベースにしたプロジェクトベースドラーニング型プログラムを提供する。
高倉さんは「『おもしろい』に夢中になることで、豊かで刺激的な世界を一人でも多くの子どもたちに知ってもらえたら」と話す。
対象は小学生(3年生以上推奨)。定員は各回15人~25人。要申し込み。詳細はホームページより確認できる。