虎ノ門の「港区立みなと科学館」(港区虎ノ門3、TEL 03-6381-5041)で現在、通信技術をテーマにした「未来とつながる5G展」が開催されている。
科学や技術をテーマにした展示や企画を催す同施設。科学を体験する場として「先進的な学びの、その先へ」をコンセプトに、地域の人々と共に科学体験や文化体験、プラネタリウムの運営を行う。
同展では、施設内に4Gよりも10倍以上の速さで通信のタイムラグなく遠隔での操作ができるという5G環境を一時的に構築。山形県舟形町と連携し、オンラインでの地域間交流を体験できるイベントも開く。
そのほか、パソコンで遠隔操作するアバター体験ロボット「newme(ニューミー)」の操作体験や、通信技術の変遷などのパネル展示、実物の「ショルダーホン」の展示も行う。
広報担当の滝澤真一郎さんは「コロナ禍でリモートによるコミュニケーションが増え、通信というものが人々と密接な関係になっている。このような時期だからこそ、子どもも大人も楽しめる展示や体験を考えた。仕事帰りや休日に家族で5Gの技術を体験していただければ」と話す。
開館時間は9時~20時。入場無料(プラネタリウムは有料)。11月7日まで。