「第25回新橋こいち祭」が今秋、2年ぶりに新橋で開催されることが決まった。現在、メインイベントである「ゆかた美人コンテスト」の出場者を募集している。
同祭は1996(平成8)年から新橋地区の活性化を目指してスタート。例年14万人を超える来場者が訪れる。昨年は新型コロナウイルスの影響により、初めて中止にした。
メインイベントとなる「ゆかた美人コンテスト」は、夏の風物詩である浴衣の魅力を伝えるため、毎年実施。審査基準は「浴衣が似合うこと」「自分なりに着こなしていること」「新橋に愛着を持つ人」とし、事前の面接審査を通過した10人が最終審査として、当日の会場であるSL広場メインステージに立つ。ステージでは浴衣に対する思いやエピソード、着こなしを披露するなどしてグランプリを決める。
グランプリ(1人)に選ばれた人には10万円、準グランプリ(1人)には5万円の賞金を授与。インターネット人気投票1位に輝いた人には「新橋ねっと賞」を贈る。
同祭事務局の中川きみこさんは「新橋が活気付き、元気なる祭りにしたい。新型コロナウイルスの収束がなかなか見えない中、開催の環境が整うことを祈りつつ、準備を進めている」と話す。「年齢や性別に関係なく、新橋に愛着を持っている人にぜひ応募していただきたい」とも。
応募締め切りは6月10日(必着)。応募方法はホームページで確認できる。新型コロナウイルスなどの影響により中止の可能性あり。