虎ノ門のスムージー専門店「ベジフル」が、新虎通りのカフェ兼イベントスペース「新虎小屋」(港区西新橋2)内でスムージー販売と栄養相談を始めて1カ月がたつ。
2017(平成29)年3月にオープンした同店。「健康の維持を目的とした食事を提供する店」をコンセプトに、野菜や果物を使ったスムージーを販売してきたが、新型コロナウイルスなども影響して2月17日に閉店。以前から親交のあった「新虎小屋」に閉店の報告をしたところ、店主とおかみから声を掛けられ、同19日からコラボレーションとして営業再開に至った。
提供するスムージーは、小松菜やニンジン、トマト、バナナ、キウイなどを使った「野菜と果物のスムージー」やバナナやリンゴなどを入れた「果物のスムージー」など(各500円)。そのほか、虎ノ門のご当地キャラクター「カモ虎課長」とのコラボレーションで生まれた野菜不足になりがちなサラリーマンをターゲットにした「課長スムージー」(780円)、「バナナシェイク」や「自家製辛口ジンジャエール」なども用意する(各500円~)。
各種メニューに使用する野菜や果物はその日にある材料から一部カスタマイズも可能。食生活の偏りなどを相談した上で、お薦めのスムージーを作ってもらうこともできるという。
管理栄養士で店長の生田目広子さんは「健康相談も承っている(500円~)ので健康や栄養などについて疑問に思っていることは気軽に聞いてほしい。虎ノ門エリアで働く人や住んでいる人の役に立てるよう努めていきたい」と話す。「野菜不足を補いたいという人は、ぜひ一度試してほしい」とも。
販売時間は8時~16時(火曜~金曜のみ)。