新橋に「烏森絶メシ食堂」(港区新橋2、TEL 03-6450-1337)が7月14日、オープンした。運営はミナデイン(港区)。
地元に愛されてきた「絶品グルメ」を提供する同店。店名の「絶メシ」には、「絶品グルメ」のほか「絶滅してしまうかもしれないグルメ」という意味を含める。昨今の新型コロナウイルス感染対策による人々の外出自粛や、飲食店の営業自粛の影響で閉店を余儀なくされる店も少なくない中で、未来へ残す支援をしたいという思いから店を開いた。
提供するメニューは、長年愛されてきた料理レシピを店主から直接伝授し再現し、売り上げの約5%を提供元の飲食店に還元するという。現在は、群馬県高崎市の「からさき食堂」の「白いオムライス」、「松島軒」の「黄色いカレー」(以上900円)、千葉県木更津市にある「大衆食堂とみ」の「ポークソテーライス」(1,500円)を提供する。
同社社長の大久保伸さんは「絶メシ食堂を通して、町の個性となる飲食店を少しでも知っていただきたい。少しでも応援したい。東京と地域をつなぐ持続可能なフードシステムを目指している」と話す。「今後、提供するメニューは、全国に眠っている絶メシグルメから随時追加していく予定なので楽しみにしてほしい」とも。
営業時間は12時~15時。月曜・日曜・祝日定休。