虎ノ門で清掃活動に取り組むNPO法人「グリーンバード」虎ノ門チームが10月31日、ハロウィーン特別企画として初の夜間清掃を行った。
同NPOは2002(平成14)年に原宿・表参道で設立。まちの清掃活動やまちづくりのサポートを行っており、国内外に90以上のチームがある。虎ノ門チームは2013(平成25)年に発足し、虎ノ門駅周辺や、新橋と虎ノ門を結ぶ新虎通りで清掃を行っている。清掃活動は事前登録なしで手ぶらで参加できるのが特徴。トング、ごみ袋、手袋、ゼッケンは主催者が用意する。
虎ノ門チームは普段、第2・第4木曜の8時30分に虎ノ門ヒルズのオーバル広場に集合し清掃活動を行っているが、31日は18時30分に集合。同施設内にオフィスを構える企業をはじめ、周辺企業や新虎通りエリアマネジメント協議会、虎ノ門のまちづくり活動を行う「Come on 虎ノ門製作委員会」などから参加者が集まり、近所に住む子どもや虎ノ門のご当地キャラクター「カモ虎課長」なども参加した。
ハロウィーン特別企画として、参加者には新虎通り沿いにあるGOOD MORNING CAAFE & GRILLや、旅するスタンド、TREX TORANOMON CAFEなどで飲み歩きができるリストバンドを配布。清掃活動後、各店を回り、参加者同士の交流を深めた。
グリーンバードに初めて参加したという30代の女性は「初参加だったが、ゴミ拾いも飲みもとっても楽しく参加できた」と話す。久しぶりに参加したという40代男性は「朝は家事などがあってなかなか参加できないが、今回は夕方開催だったので参加することができた。終わった後にみんなとゆっくり話せるのもいいと思った」と話す。