新橋のラーメン店「あら焼鶏白湯(パイタン)カシムラ」(港区東新橋2、TEL 03-3434-5855)が3月11日、営業を再開した。
2014年6月にオープンした同店。新橋地区唯一の「鮮魚系ラーメン」として親しまれてきた。その日の朝に豊洲市場から仕入れたアラを蒸し焼きにし、炊き出して作ったスープを使うのが特徴。
今年1月、漏水で店内が水浸しになってしまったため、営業休止し店内を改装。壁を貼り替えたほか、カウンターや座席も刷新。カウンターは食べやすい高さに変えた。休止期間を使ってメニューの見直しやスープのブラッシュアップも行い、「鶏白湯スープ」と「アラ焼スープ」はより濃厚に仕上げたという。
提供するメニューは、中細ストレート麺、岩手産鶏チャーシュー、スペイン産イベリコ豚、京都産九条ネギを使った「あら焼鶏白湯そば」(750円)や、あっさりな味わいが特徴という「あら焼き淡麗そば」(780円)。太麺を使った「つけ麺」(780円)や「カレーそば」「明太子(めんたいこ)そば」(以上980円)なども用意する。
店長の橿村和美さんは「ラーメンは大きく見た目が変わり、スープに合わせてトッピングメニューを刷新した。スープは、ベースは以前と一緒だがアラと鶏のバランスを変えた」と話す。「新しいカシムラのラーメンを味わいに、一度足を運んでほしい」とも。
営業時間は、11時~15時、17時30分~21時(土曜は昼のみ)。日曜・祝日定休。