日本テレビ放送網（以下日本テレビ、港区東新橋1）は9月11日から、ワンセグを活用したサンプリング広告「ワンセグinfo」の開発実験を開始した。

　NTTドコモ（千代田区）と共同で開発したサンプリング広告システム「ワンセグinfo」は、ワンセグを視聴している人の携帯電話へ自動的に「クーポン」を配布し、視聴者をサンプリングキャンペーンへ誘導するというもの。ワンセグ視聴時に1～3分に1度クーポンが自動配信されるため、従来の広告のように視聴者がCM閲覧後、検索サイトなどを経由しキャンペーンサイトへたどり着く手間を省けるのが特徴。

　今回行っている実験内容は、日本テレビのワンセグ放送視聴者が対象。視聴者は、クーポンが配信された携帯電話を日本コカ・コーラ（渋谷区）の「おサイフケータイ」が利用できる「Cmode対応自動販売機」（以下シーモ）にかざすと同社の缶コーヒーを無料で得ることができる。

　実験は、日本テレビのワンセグ放送エリア＝東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城で行う。対応販売機は約2万台。実験は9月25日まで。

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