虎ノ門の「Cafe&Bar HANZ(カフェバー・ハンズ)」(港区虎ノ門1、TEL 03-3503-3553)で4月12日、クリスティアーノ・ロナウド選手の取材記録本「クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔」(徳間書店)の出版記念イベントが行われた。
同イベントは、同店の常連客だった著者竹澤哲さんが企画し、2014年ワールドカップ前に同店で日本代表サポーターのためにポルトガル語講座を開くなど親交があったため同店で開かれた。
竹澤さんが初めてロナウド選手にインタビューしたのは、15年前の2003年4月。以来15年間、ロナウド選手とその家族、ポルトガルの人々に取材を重ね、執筆を薦めた。同書には、フォトグラファー安川啓太さんによるロナウド一家の写真も掲載されている。
竹澤哲さんは「単にロナウドの半生を追うだけでなく、なぜロナウドのような選手がポルトガルから出てきたのか?ポルトガルという国の歴史、時代的背景をなるべく詳しく書いた」と話した。「かなり厚い本だが、ロナウドという希有(けう)なサッカー選手がなぜ生まれてきたのかを探っていく楽しさを味わっていただけるかと思う」とも。
ロナウドにちなんで、「なんちゃって」ポルトガル料理5品が提供された。
同書は368ページ、一部カラー。価格は1,600円。