「K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院」(港区愛宕1)で1月21日、5校のビジネススクールの合同説明会が行われた。
同イベントは昨年1月から開いており今回で3回目。働き方改革や人生100年時代、専門実践教育訓練給付金の拡充を受け、「MBAが取得できる社会人向けの大学院をより身近に感じてほしい」と開いている。
1回目の参加校として同校、法政大学ビジネススクール、多摩大学大学院、名古屋商科大学ビジネススクールに、2回目から中央大学ビジネススクールが加わった。今回は83人が参加。各校のパンフレットの配布、模擬授業の実施のほか、各校の教職員や修了生とも個別に相談できるブースを設けた。
模擬授業では、同校からは三谷宏治教授が「トレードオフかイノベーションか」を、法政大学ビジネススクールからは豊田裕貴教授が「ビジネスデータ活用とマーケティング」を、多摩大学大学院からは徳岡晃一郎教授が「イノベーターシップとMBB(思いのマネジメント)による変革リーダーの育成」を、名古屋商科大学ビジネススクールからは栗本博行教授が「戦略的思考」を、中央大学ビジネススクールからは中村博教授が「ビジネススクールで学ぶマーケティング戦略」を、それぞれテーマに講義を行なった。
参加者からは、「模擬授業を受けることで、各大の特長をつかむことができた」「MBA取得は20代後半から30代前半だけでなく、40代も多いことと知ることができた」「参加校をもっと増やしてほしい」などの声が聞かれた。
同大事務局の三宅大行さんは「MBAスクール合同説明会が各校の特長や雰囲気を知ってもらうきっかけになれば」と話す。