新橋と虎ノ門を結ぶ環状2号線「新虎通り」にある「旅する新虎マーケット」(港区西新橋2)の一部で1月2日~5日の4日間、「旅するスタンドのお正月」を行う。
同所は、日本各地の「ヒト・モノ・コト」の魅力を集め、地方創生へつなげることを目的としたプロジェクトの一環。「旅するスタンド」「旅するストア」「旅するカフェ」の3つのコンセプトで展開する。
同企画は、近隣の愛宕神社(愛宕1)に初詣に来た人たちに「より楽しい日本の正月になれば」と関東風と関西風の雑煮(各500円)を用意。「旅するスタンド」の「STAND1」で特別営業する。
関東風雑煮は、焼いた四角い切り餅とだしとしょうゆのすまし汁が特徴。そのほか大根、ニンジン、小松菜、鶏肉、鳴門が入る。関西風雑煮は、煮た丸餅と白みそを使っただし汁が特徴。関東風と同じ大根、ニンジンのほか、里芋と三つ葉が入る。ほかに、汁粉(300円)、牛すじカレー(880円)、おつまみ(300円~)などを予定。
ドリンクは、ビール(600円)、日本酒(550円~)、ハイボール、レモンサワー(以上430円)、ホットワイン(540円)のアルコールのほか、緑茶(400円)、ウーロン茶、オレンジジュース、ジンジャーエール(以上350円)を用意。振る舞い酒として甘酒も提供する。
同マーケット事務局の夘月知里さんは「今回、用意する雑煮は地域柄が出る料理の一つで、外で食べる機会もなかなかないと思う。普段とは違う味を食べながら、出身の地域の雑煮や正月の習慣などを話して、皆さんで楽しんでいただけたら」と話す。
営業時間は11時~16時。