「キーコーヒー」(港区西新橋2)が9月29日、本社ビル1階で第7回「工場直送チャリティーセール」を行った。
東日本大震災がきっかけで、自然災害の被災地支援を目的に、毎年10月1日のコーヒーの日に合わせて行っている同企画。
経営企画部広報チームの小山泰知さんは「コーヒーを通じた社会貢献イベントとして立ち上げ、今では多くの方が気軽に参加していただけるイベントとして定着してきた」と話す。
今年は660人ほどが来場した。11時開始予定だったが、10時30分頃には行列ができ、開始時間を10分ほど早めた。
来場者には、コーヒーの無料試飲のほか、同イベントのためにブレンド、焙煎(ばいせん)し、同社の工場から直送した「レギュラーコーヒー500グラム」(500円)の販売などを行った。毎年「キーコーヒーらしい味」を提供できるよう、同社社員が試飲・選定を行い、配合や焙煎方法を毎年変えているという。
今年は、限定コーヒー2袋購入につき、1回抽選を実施。賞品には「ドリップ オン」発売20周年を記念した同商品1年分や、コーヒー抽出セットなどを用意した。
来場者の一人は「お得に購入でき、チャリティーにも参加できるすばらしい企画。毎年楽しみにしている。昨年よりも人が多くて驚いた」と話していた。
経営企画部の伊東郁恵さんは「多くの人から『毎年楽しみにしている』との声をいただいている。地域の方と一緒に社会貢献ができ、当社ならではのコーヒーの魅力とおいしさを今後も伝えていきたいと」と話す。