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芝大門で「だらだら祭り」 神輿連合渡御は荒天のため中止

雨天のため「神輿連合渡御」は中止となったが、みこしを出した町もあった。芝大神宮前から出発する宮元大門神輿会のみこしの様子。

雨天のため「神輿連合渡御」は中止となったが、みこしを出した町もあった。芝大神宮前から出発する宮元大門神輿会のみこしの様子。

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 芝大神宮(港区芝大門1)で9月11日から例大祭が行われている。同祭はみこしが出る「例祭」を中心に10日間にわたって「だらだら」続くことから、通称「だらだら祭り」と呼ばれている。

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 伊勢神宮の祭神を主祭神として祭る同社は1005年創設で、都内最古の神社の一つ。かつて一面ショウガ畑に囲まれていた同神社は、例大祭のときには参道や境内はショウガを売る屋台が並んでいた。そのため、別名「生姜(しょうが)祭り」「生姜市」とも呼ばれる。今年も境内にショウガが奉納され、葉ショウガの上部を結んだ「神明生姜」(1,000円)が販売されている。

 同祭の目玉として、17日には氏子各町による「神輿連合渡御(みこしれんごうとぎょ)」が行われる予定だったが、今年は荒天のため中止となった。みこし見物を楽しみに訪れた地域参拝客の男性は、「各町のみこしが汐留通りに集まり、大門通り、芝大神宮へと練り歩く姿は圧巻。今年は中止となって残念だが、こんな年もあったよねと来年振り返りたい」と笑顔で話した。

 同祭は今月21日まで。

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