新橋と虎ノ門を結ぶ環状2号線「新虎通り」沿いの南インド料理店「ナンディニ 虎ノ門店」(港区西新橋2、TEL 03-6809-2748)が8月5日、テークアウトメニューとしてラッシーの提供を始めた。
同店は「インド人シェフによる本場の南インド料理」をコンセプトに、今年4月にオープン。オーナーのクリスタイア・ラマナイアさんが現地で下積み10年間を共にしたというインド人シェフ8人が料理を提供している。店舗面積は25坪。席数は50席。
2015年2月に清澄白河に1号店をオープン。2号店を開くに当たり、今後2020年のオリンピック開催に向け、新駅の開設や都市開発が進み注目を集めているエリアを期待し、新虎通り沿いを選んだという。
今回、周辺で働いている人たちが「一息つきたい時に手軽に楽しめる手作りのドリンクとして、カフェやコンビニに並ぶ『もう一つの選択肢』になれれば」と同メニューの提供を始めたという。
同メニューは、「それは、この街がいとおしくなる味」をテーマに、「プレーン」「マンゴー」「キャラメル」「ココナッツ」「ローズ」(以上、レギュラー=300円、ラージ=350円)など7種類を用意。今月15日まで、ランチやディナーの食事をした人には1杯100円で提供する。そのほか、ラッシーを使ったフルーツアイスクリームも提供する。
ラマナイアさんは「働く日々も限られた人生の大切な一部。いつか振り返った時に、この街で過ごした時間をいとおしく思い出していただけるように、心を込めた料理とサービスを目指している」と話す。「高いビルの上の青空を見上げて、甘いラッシーを一口。そんな瞬間を提供できれば」とも。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ティータイム=15時~17時30分(平日のみ)、ディナー=17時30分~22時30分。