新橋と虎ノ門を結ぶ環状2号線「新虎通り」にある「旅する新虎マーケット」で7月5日、地方創生企画第2弾「夏の章」が始まった。主催は、2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合。
日本各地の「ヒト・モノ・コト」の魅力を集め、地方創生へつなげることを目的としたプロジェクトの一環。
「旅するスタンド」「旅するストア」「旅するカフェ」の3つのコンセプトで展開する。「夏の章」では「夏疾風の物語 ローカル線でめぐる越後の祭り」をテーマに、新潟県村上市・燕市・十日町市・三条市・長岡市の5市が出店する。
「旅するスタンド」では、長岡市の長岡花火をテーマに花火玉に入った枝豆などを提供する「長岡花火 旨いもん うちあげ亭」、十日町市の「小嶋屋総本店」直送のへぎそばを提供する「へぎそば 十日町」、「燕三条工場の祭典」をテーマに、燕市・三条市特産の金属の器を使い、ラーメンなど「工場の職人」が食べるメニューを展開する「工場食堂」、村上市の「塩引き鮭」などを提供する「サケ 村上」が出店する。
「工場食堂」のメインメニュー「侍ラーメン」(850円)は、三条市のラーメン店「侍ラーメン」が提供する。店主の山崎剛さんも1~2週間、会場に駆け付ける予定という。
7月8日・9日と8月5日・6日は、「旅するポップアップ」として、各自治体の伝統工芸品作りなどを体験できるワークショップを行う。
森ビルタウンマネジメント事業部の上田晃史さんは「力強い『祭り』の文化とものづくりの粋をもつ新潟の5つのまちを感じられる。特にワークショップでは、各自治体をさらに体感いただけると思う。ぜひお越しいただければ」と話す。
営業時間は、「旅するスタンド」ランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時、「旅するストア」=11時~19時30分、「旅するカフェ」平日=11時~23時30分、土曜・日曜・祝日=8時~22時30分。月曜定休(カフェのみ定休日なし)。10月1日まで。