虎ノ門にある「K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院」(港区愛宕1、TEL 03-5777-2227)で4月3日、イノベーションマネジメント研究科第1期生の入学式が行われた。
同科の入学生は約40人。年齢層は20代半ばから50代後半までと幅広く、弁護士、弁理士、医師、国家資格取得者、博士号取得者、上場企業の経営者、海外の著名ビジネススクールやロースクールのMBA取得者・法学修士取得者など、多彩な顔ぶれがそろう。
式典では、同大学院学長の大澤敏さんが「昔からどの教育機関においても、1期生からは必ずと言っていいほど将来傑出した人物が輩出されると言われてきた。おそらく1期生には真に挑戦的な人が多いからであると思う。皆さま方のご活躍を心より期待している」と話した。
このほか、今春卒業した修了生の松木知徳さんが来賓代表の祝辞を務め、「KITの素晴らしい所は、教授との距離の近さ、学生一人一人を見て後押ししてくれる点。これは誰もが認めるところだと思う。私が修了生として今の皆さまにアドバイスができるとしたら、ぜひこの素晴らしい学びの場と機会を貪欲に使い倒してほしい」と話した。
新入生代表の河野純範さんは「金沢工業大学大学院生としての誇りをもち、学則を守り、学生の本分を自覚し、勉学にまい進することを誓います」と力強く宣誓した。
懇親会後には、MBAプログラムの「戦略思考要論」授業が行われ、新入生は決意を新たに、講師の言葉を熱心に聞き入っていた。